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宇多津に暮らすように泊まる「古街の家」

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宇多津町内には、「古街(こまち)」と呼ばれる歴史情緒を感じられる町並みのエリアがあります。

「古街の家」は古街の中に建つ町家(まちや)を東洋文化研究家のアレックス・カー氏監修のもと町が改修した建物です。元々の町家の雰囲気を活かしながら、現代的な設備を入れた一棟貸しの宿泊施設に生まれ変わり、まるで宇多津に暮らしているかのような宿泊ができます。

改修されて「臨水(りんすい)」「背山(せざん)」と名付けられた2棟の町家。その名称の由来は、後方が山に囲まれ、前方に瀬戸内海が広がる宇多津の地形から、風水の「背山臨水」という住みやすく豊かな土地を表す言葉を引用しています。


臨水(りんすい)


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明治元年に建てられた町家で、もともとは菓子や陶器、煙草などを売る小売店でした。
土間や大黒柱、太い天井の梁などはそのままに、無垢板のダイニングテーブルやシステムキッチンなどスタイリッシュで使いやすい仕様になっています。

座敷からは、欄間や床の間に当時の趣を感じることができます。庭の景色を楽しみながら家族や友人と過ごしたり、一人でゆっくりと過ごしたり、心地よい時間が流れます。

隠れ家のような屋根裏のベッドルームからは、複雑に組んである梁を間近に見ることができ、先人の大工仕事や落ち着きある歴史が感じられます。

背山(せざん)

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昭和初期に建てられ、薄緑色のモルタル仕上げの壁面が特徴的な建物です。外観は洋館風ですが、基本的な構造は日本建築であり町家の作りをしています。

背山は臨水とは対照的に、かつてあった畳の間をウォールナットのフローリングに変え、リビングにしています。広々とした空間で食事をしたり、ソファに座って過ごしたり、ここで過ごす時間そのものが贅沢だと感じられるでしょう。

臨水、背山共にヒノキ風呂がありますが、背山にはウッドデッキがあり開放的な空間になっています。




古街の家を旅の拠点に


宇多津町は本州からのアクセスがよく、岡山県から特急で約35分の場所にあります。古街の家は、宇多津駅から徒歩15~20分の所にあり(車だと3~5分)、古民家ステイができる場所としては驚くほど良い立地にあります。

そのため古街の家を旅の拠点にし、瀬戸内海の島々や美術館巡り、金毘羅宮や四国八十八カ所参りなど、旅のプランを幅広くたてることもできるでしょう。

もちろん、宿泊自体を楽しみながら宇多津町の神社仏閣やグルメを楽しむのもおすすめのプランです。


町のYouTubeチャンネルでも古街の家を紹介していますので、是非そちらもチェックしてみてください。

宇多津町動画チャンネル

「京都から来た夫婦編」香川県宇多津町の旅(&猫)

「岡山から来た姉妹編」香川県宇多津町の旅(&猫)


古街の家の詳細は、ホームページでご確認ください。

宇多津古街の家ホームページ