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香川県初となるラウンドアバウトが導入されました(2020/3/12)

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香川短期大学前の交差点に、県内初導入となる信号機のない円形交差点「ラウンドアバウト」が導入され、3月12日(木)に供用開始となりました。

ラウンドアバウトって・・・?

信号を用いず、ドーナツ型の道路をすべてのクルマが同一方向に回る交差点のことです。
ヨーロッパではメジャーな交差点として、広く用いられていますね。

ちなみに、国土交通省のHPにはこのように書かれています。

ラウンドアバウトとは、以下の交差点を言います。
•円形の平面交差のうち、環道の交通が優先されるもの。
•環道の交通が時計回りの一方通行。信号や一時停止の規制を受けない。
•車は徐行で環道に進入。環道に通行車両がなければ一時停止なしに進入。

さて、このラウンドアバウト、

メリットとして、事故の抑制、待ち時間解消、CO2削減、災害時に強い、低コストなどが挙げられますが、

一方で、多くのドライバーにとっては「馴染みがない」「戸惑う」というのが正直なところだと思います。

通行時の注意点として、以下の点に気を付けてください
•ラウンドアバウトに入る手前で減速・徐行し、時計回りに環道を走行すること
•環道を出る際には左折の合図を行い、それぞれの方向に進むこと
•横断中の歩行者や、環道を走行中の車両優先
歩行者は環道内に進入しないこと
横断歩道を渡るときは環道から退出する車両に注意すること

慣れるまではちょっと苦労するかもしれませんが、「ラウンドアバウト」は日本でも増えつつありますので、皆さま、譲り合いの心をもって安全通行をお願いいたします。