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「入浜式の塩」はどんな塩?

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宇多津町はかつて日本有数の塩の生産地として栄えた「塩のまち」です。約300年前から受け継がれて今も生産されている「入浜式の塩」ですが、今回はその特徴についてご紹介します。

瀬戸内海の海水を原料とし、手作業で作られる入浜式の塩は、まろやかでコクのある風味が特徴です。他の塩との違いは食べ比べてみると分かりますが、ではなぜ入浜式の塩は風味に“違い”があるのでしょうか?

スーパーなどでよく見かける塩は、イオン交換膜製法という塩の成分だけを取り出す化学製塩法で作られています。しっかりとした塩味は得られますが、しょっぱさが強く、風味という点では、入浜式の塩の方が勝っています。

入浜式の塩は、全国でも希少な入浜式製法(瀬戸内海の海水を砂にかけて太陽と風で海水を濃縮させて、濃くなった塩水を煮詰める日本独自の製塩方法)で多くの行程を経て、まさに手塩にかけて作られています。味に違いを生むのは塩化ナトリウム(食塩)以外のミネラル分です。塩の成分にはカルシウム、マグネシウム、カリウムなど、多くのミネラルが含まれています。このミネラルが入浜式の塩に”違い”をもたらしているのです。

ミネラルは人体に必要な成分と言われていますが、まだまだ研究が進められている段階ではあります。しかし、入浜式の塩を味わってみるときっとこう思うのではないでしょうか。「体が欲している味だ!」と。

入浜式の塩を使ったおススメの料理
・シンプルに塩むすびやゆで卵
・ドリアなど乳製品を使った料理
・鶏肉や少し脂ののった白身魚のソテー

入浜式の塩が購入できるお店
うたづ海ホタル、スーパーセンターマルナカ宇多津店、コープ宇多津店、産直(宇多津・ひらやま・くばら・八幡)、パワ-シティ丸亀、JRホテルクレメント高松、道の駅源平の里むれ、瀬戸大橋記念公園、道の駅とよはま、四国キヨスクセブンイレブン宇多津、高松三越、高松空港、四国ショップ88、かがわ物産館栗林庵、せとうち旬彩館 等

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